「地理の共通テストの対策が分からない!」
「地理の共テで高得点(90%以上)をとるためにはどんな参考書を使えばいいの?」
といった方に向けて参考書(問題集)や勉強方法を紹介しています。
今回は、地理を基礎レベルからスタートして、
偏差値30台からでも
共通テストで90%以上を(本当は満点、100%!と言いたいところですが笑)
参考書だけでとる方法を紹介します!
国公立、私立に関わらず、
共通テスト地理(やそのレベルの学力)が大学入試に必要な全ての方に
是非とも参考にしてもらえたらと思います。
取り組むべき参考書(問題集)や対策を順番に紹介していきますので、
ぜひともその順番で共通テスト対策を進めてみてください!
そのほかの共通テスト科目の対策記事も
ぜひご覧ください!
①『山岡の地理B教室 PART Ⅰ』&『山岡の地理B教室 PARTⅡ』
どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
まず地理の初歩的なところから、基本から学習をスタートさせたい方、
模試の地理偏差値が30台、40台前半といった方は、
この参考書からのスタートをお勧めします。
『山岡の地理B教室』ってどんな参考書?
『山岡の地理B教室PARTⅠ』と『山岡の地理B教室 PARTⅡ』は、
扱われている単元が異なるので、
地理の学習をスタートする際は、まずこの2冊から始めていきましょう。
この2冊は、地理に苦手意識がある、基礎レベルからスタートしたい人にも、
取り組みやすい参考書になっています。
特徴、活用ポイント
参考書のページ数が多く、厚みがあるように感じるかもしれないですが、
内容はわかりやすいので、そこまで時間をかけずに学習することができます。
講義形式で書かれており、文章が固くないことも、
読みやすく感じることに繋がります。
地理の問題を解く際に必要な、図や表、グラフなどをどう読むかといった
考える力、問題にどう臨むのかという姿勢なども学ぶことができることが、
この参考書の特徴といえます。
そういったベースの考え方を固めた状態で、
知識の暗記などをしていくことで、
その知識をしっかりと活かすことができるでしょう。
②瀬川聡の大学入学共通テスト 地理B[系統地理編]超重要問題の解き方
どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
地理の基礎基本からスタートしていきたい方でも
取り組むことができるようになっています。
ただ、できれば先ほど紹介した
「山岡地理B教室」をやりこんだ後に
取り組んでもらいたいと思います。
模試の地理偏差値が40台といった方は、
この参考書からのスタートが良いかと思います。
『瀬川聡の大学入学共通テスト 地理B[系統地理編]超重要問題の解き方』ってどんな参考書?
地理を進めていく上でベースになる
「系統地理分野」について、
厳選された超重要問題(43テーマ)193題に取り組む中で、
実力を磨いていくことができます。
得意不得意が分かれて差がつく「統計資料」の読み取り、
共通テスト特有の「複数の資料を活用する問題」や、
「思考力を問う問題」などの対策もすることができます。
特徴、活用ポイント
この参考書は、地誌分野が含まれていません。
地理Bの範囲を全て網羅するには、同じシリーズの
「地誌編」を購入する必要があることに、まず注意してください。
『瀬川聡の共通テスト地理B 系統地理編 超重要問題の解き方』では、
共通テストでよく出題される典型的な問題を解くことで、
暗記だけでは解けない問題に対して、どのように考えてアプローチするかを
身につけることができるようになっています。
頻出事項もまとめられているので、インプットしやすく
演習問題もセットで用意されているので、
すぐにアウトプットで試すことができます。
また過去問やオリジナル問題を活用して
演習を積みながら、今までやってきたことが
活かせるかどうかを確認し、磨いていくこともできます。
そして、「系統地理編」を終えると、続いては「地誌編」です!
③瀬川聡の大学入学共通テスト 地理B[地誌編]超重要問題の解き方
どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
同じシリーズの「系統地理編」を終了させてから、
「地誌編」に入るようにしてください。
『瀬川聡の大学入学共通テスト 地理B[地誌編]超重要問題の解き方』ってどんな参考書?
[系統地理編]で身につけたテーマ別の知識や理論を、
世界の国や地域をテーマにした問題に応用するという
「地誌分野」の力を磨いていくことができる参考書です。
厳選された超重要問題(31テーマ)177題に取り組み、
力を磨くことができる参考書になっています。
受験生が意外と疎かにしてしまいがちな「日本地理」
に関しても、しっかり基本から応用まで丁寧に
解説されているのが嬉しいですね。
「系統地理編」と「地誌編」を両方やりこみ終えたら、
いよいよセンター過去問に入ります!
④センター試験過去問で対策!
どういう方にオススメ?(活用時期やタイミング)
「瀬川聡の大学入学共通テスト地理B」シリーズをやりこんで、
共通テストで7割以上をとることができるであろうレベル
全統模試などでいえば、偏差値55程度は固いだろうレベル
まで実力をアップさせたら、
次に取り組むのがセンター過去問です。
どの程度までやり込んだらいいの?
これまでの参考書で培った内容を活かすことができるのかを
センター過去問を10年分ほど解くことで確認することを
オススメします。
もちろん、試験本番までどのくらいの時間があるかにもよりますが、
毎週1年〜2年分くらい解くようなペースで構いません。
大切なことは、1年分やったらどこで間違えたのか、
どうしたら解き切ることができたのかなどをしっかりと分析し、
次回似たような問題が出たら確実に完答できるようにしておくことです。
「山岡地理B教室」や「瀬川聡の大学入学共通テスト地理B」など、
今までの参考書でやったことを
活かすことができているのかも確認していきましょう。
センター過去問をやり込む中で、
初見で8割〜9割程度の得点率まで
アップさせることをゴールにしたいところです。
そして、センター過去問で80%以上を取れるようになったら、
続いての参考書、問題集はこちらです!
⑤共通テスト予想問題で総仕上げ!
④までの参考書やセンター過去問などまでやり込むことができていれば
あとはアウトプットをしながら実力を磨いていくだけです。
ここからは、共通テスト予想問題などが各出版社から出ていますので、
それを順番に解いていく段階です。
ここまでやりこんでいれば、実際に予想問題を解いていく中でも90%を
超えてくることもあるでしょう。また模試でもその程度の結果が
出せるようになっているはずです。
学習をここで緩めることなく、
ひとつひとつの問題からエッセンスを吸収して、
今まで積み上げてきた知識と紐づけるようにしていきましょう。
そうやって繋いでいくことで、より確実に9割以上の得点率を
コンスタントにマークできるようになるでしょう。
以上、「共通テスト地理で 9割以上とる方法」でした。
共通テストで90%以上の得点をとるための参考になりましたら幸いです。