「化学の共通テストの対策が分からない!」
「化学の共テで高得点(90%以上)をとるためにはどんな参考書を使えばいいの?」
といった方に向けて参考書(問題集)や勉強方法を紹介しています。
今回は、化学を基礎レベルからスタートして、
偏差値30台からでも
共通テストで90%以上を(本当は満点、100%!と言いたいところですが笑)
参考書(問題集)だけでとる方法を紹介します!
国公立、私立に関わらず、
共通テスト化学(やそのレベルの学力)が大学入試に必要な全ての方に
是非とも参考にしてもらえたらと思います。
取り組むべき参考書や対策を順番に紹介していきますので、
ぜひともその順番で共通テスト対策を進めてみてください!
そのほかの共通テスト科目の対策記事も
ぜひご覧ください!
数学以外の科目の共通テスト対策は、ぜひこちらをご覧ください!
①『リードライトノート化学基礎』
どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
まず化学の初歩的なところから学習をスタートさせたい生徒さん
模試で化学の偏差値が30台、40台前半といった生徒さんは
この参考書からのスタートをお勧めします。
『リードライト化学基礎』ってどんな参考書?
高校化学に苦手意識がある、基礎レベルからスタートしたいという人にも、
取り組みやすい参考書になっています。
基礎レベルの問題が揃っているので、
そういった簡単なレベルの問題から解き方をマスターすることができます。
特徴、活用ポイント
特徴としては、化学に必要な基本知識のインプットと、
問題を解くことによるアウトプットが、
両方1冊で可能な参考書であるという点です。
基本的な知識を着実に入れながらも、それを沢山の基本レベルの問題を通して
実際に活用できるのかを試していくことで、確実に定着させていくことができます。
他にも似たような参考書がある?
「この参考書以外におすすめはないの?」
「ちょっと『リードライト化学基礎』は合わなかった」
というような方もおられると思いますので、そのために
似たようなレベルの参考書をいくつか紹介しておきます。
そんな方にオススメしたいのは、『宇宙一わかりやすい高校化学』です。
化学への苦手意識がある人にもやさしい構成になっています。
別冊は問題集になっているので、
インプットしたことをアウトプットできるかどうかを確認することもできます。
ぜひ「宇宙一わかりやすい高校化学」も最初に取り組む参考書の
選択肢のひとつに加えてもらえたらと思います!
さて、『リードライト化学基礎』を終えたら、次はこちらです!
②『リードLightノート化学』
どういう生徒さんにオススメ?(活用時期やタイミング)
この参考書に入る基準としては、
先ほど紹介した『リードライトノート化学基礎』
などをしっかりやりこむことができた段階、
全統模試などでいえば偏差値50前後くらいを
取ることができているかなどが基準となるでしょう。
『リードライトノート化学』ってどんな参考書?
化学の基本的な問題が厳選された問題集であり、
すべての単元がコンパクトまとまっている問題集です。
基本レベルの中で、基礎から応用まで網羅されており、
公式を覚えるだけでも解けるような簡単な問題から、
しっかりと計算する必要のある問題まで幅広く掲載されている参考書です。
特徴、活用ポイント
『リードlightノート化学』の特徴は、
基本的な知識について解説されている講義部分と
具体的な問題を通じて内容を理解するための問題部分
という構成になっているので、取り組みやすいことです。
より詳しい参考書の紹介は、
こちらをご覧ください!
『リードlightノート化学 』
が終わったら続いては、『化学 基礎問題精講』に入ります!
③『化学 基礎問題精講』
どういう生徒さんにオススメ?(活用時期やタイミング)
この参考書に入る基準としては、
先ほど紹介した『リードlightノート化学』
などをしっかりやりこむことができたか、
化学の基礎基本については既に身についているか
などになってきます。
『化学 基礎問題精講』ってどんな参考書?
化学の基本的な問題から、私大や地方国公立の基礎的なレベルまでを
網羅した問題集であり、解説なども分かりやすくまとまっている参考書です。
「基礎問題」という名前の通りの問題もありますが、
レベルの高い問題まで広く扱われており、
高いレベルを目指して学習する方にはぜひ取り組んでもらいたい良書です。
特徴、活用ポイント
『化学 基礎問題精講』は、
「必修」と「実践」の2種類に分かれており、
共通テストレベルの問題を解く上で必要な実力もつけることができますし、
私大や地方国公立に挑んでいく手前で実力を蓄える意味でも
活用することができる参考書です。
「精講」「Point」「解説」などに分けて
重要項目や大切なことが整理されていることで、
活用しやすくなっているのも特徴です。
『化学 基礎問題精講』を終えたら、続いてはセンター過去問演習に入ります!
④センター試験過去問で対策!
どういう方にオススメ?(活用時期やタイミング)
「基礎問題精講」シリーズをやりこんで、
教科書レベルの基本的な問題から、共通テストで6割程度を
とることができるであろうレベル
全統模試などでいえば、偏差値50以上は固いだろうレベル
まで実力をアップさせたら、
次に取り組むのがセンター過去問です。
どの程度までやり込んだらいいの?
これまでの参考書で培った内容を活かすことができるのかを
センター過去問を6〜10年分ほど解くことで確認することを
オススメします。
もちろん、試験本番までどのくらいの時間があるかにもよりますが、
毎週1年〜2年分くらい解くようなペースで構いません。
大切なことは、1年分やったらどこで間違えたのか、
どうしたら解き切ることができたのかなどをしっかりと分析し、
次回似たような問題が出たら確実に完答できるようにしておくことです。
「リードlightノート」や「基礎問題精講」など、今までの参考書でやったことを
活かすことができているのかも確認していきましょう。
ある程度スピードも求められるのがセンター過去問の特徴ですが、
やり込む中で、初見で8割〜9割程度の得点率まで
アップさせることをゴールにしたいところです。
そして、センター過去問で80%ほど取れるようになったら、
続いての参考書、問題集はこちらです!
⑤共通テスト予想問題で総仕上げ!
④までの参考書やセンター過去問などまでやり込むことができていれば
あとはアウトプットをしながら実力を磨いていくだけです。
ここからは、共通テスト予想問題などが各出版社から出ていますので、
それを順番に解いていく段階です。
ここまでやりこんでいれば、実際に予想問題を解いていく中でも90%を
超えてくることもあるでしょう。また模試でもその程度の結果が
出せるようになっているはずです。
学習をここで緩めることなく、
ひとつひとつの問題からエッセンスを吸収しましょう。
そうやって磨いていくことで、より確実に9割以上の得点率を
コンスタントにマークできるようになるでしょう。
⑥より確実に90%以上をとるためのプラスα
そのために必要なのは、通常のセンター過去問レベルや共通テストレベル以上の
問題にチャレンジしながら、本質的な理解を深めることです。
そこでオススメの参考書が『重要問題集』です。
この参考書は、A問題とB問題に分かれていますが、そのA問題だけで十分です。
しっかりと内容を理解しながらやりこんでいくことで、
ワンランク上の問題にもしっかりと対応できるようになりますし、
同時に基礎を固めていくことにも繋がります。
多少オーバースペック感があるかもしれませんが、
こういった力が、共通テストの難易度が上がった際や、
応用力が試されるような問題で活かされて、
より確実に90%以上をとることができるようになります。
以上、「共通テスト化学で 9割以上とる方法」でした。
共通テストで90%以上の得点をとるための参考になりましたら幸いです。
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