「自分の実力に合った英語の参考書(問題集)が分からない!」
「志望大学に合格するために、どんな英語長文読解の参考書を使えばいいの?」
「英語の共通テストで高得点を取るためにはどうしたらいい?」
といった方に向けて参考書(問題集)を紹介しています。
今回紹介するのは、
『おすすめの英語長文対策用の参考書(共通テスト対策向け)』です。
英語長文の対策といっても様々な難易度がありますが、
今回は、共通テスト(センター)レベルまで、日東駒専や産近甲龍レベルまで
実力をアップさせるために必要な長文読解系の参考書を紹介します!
ぜひご覧ください!
その他のレベルの長文読解系の参考書についての記事や
共通テストのリスニング対策に関する記事も
ぜひ参考にしてください!
参考書を活用する時期、タイミング
これから紹介する長文参考書は、どの程度のレベルに
到達している方向けなのかを整理しておきます。
単語レベルについては、共通テストレベルかその手前くらいまでは
必要になってきます。自身の単語帳によって語数は変わると思いますが、
レベルとしてはその程度までは仕上げておきましょう。
「システム英単語」や「ターゲット1900」、「速読英単語」などがオススメです。
また、文法書も1冊ある程度仕上げておくと良いです。
「Next Stage」「Vintage」などがおススメです。
さらには、単語と文法だけではなく、構文把握の力もつけておきたいので、
「入門英文解釈70」などをやり込んでおいてもらいたいです。
「速読英熟語」などで熟語の力をつけるに越したことはないですが、
長文読解系の参考書をやりながらでも十分かと思います。
よって、共通テストレベル程度の英単語、文法、解釈の力が
備わっているかどうかが、これから紹介する長文読解系参考書に
取り組んで良いかどうかのラインになってくると考えてください。
英語の共通テスト対策の詳細は、こちらをご覧ください!
①『英語長文 レベル別問題集4 中級編 』
まず取り組んでもらいたい長文問題集は『英語長文 レベル別問題集4 中級編』です。
『英語長文レベル別問題集4 中級編』は、
全文にSVOCの構文解説がついているなど
非常に解説が分かりやすいのが特徴の参考書です。
また、初めて長文読解系の参考書にチャレンジするという方にも
向いている難易度になっているかと思います。
長文対策の問題集では難易度が高い参考書ほど解説がシンプルに
なってしまうことが多いですが、この参考書シリーズは
自学自習できるように問題の解き方や全訳などの記載もありますので、
オススメです。
②『やっておきたい英語長文300』
続いて取り組む長文問題集は、『やっておきたい英語長文300』です。
『やっておきたい英語長文300』の構成は、
英語の長文問題があり、それに対する設問の解説、
構文や語句の解説、Advice、
さらには全訳が掲載となっています。
Adviceとは英語長文問題を解く際に注意すべきワンポイント解説という内容。
全訳だけでなく、問題を解く際に何を注意すれば良いか学べます。
初見の問題に取り組む際のポイントを捉えることができます。
ただ、SVOCが分からないのと、人によってはやや解説が薄いと感じることも
あるのではないかと思いますので、一度内容を簡単に確認してみることを
オススメします。
数学の共通テストレベルの学習方法が気になる方は、
ぜひこちらもご覧ください!
③『イチから鍛える英語長文300』
『やっておきたい英語長文300』の解説がやや薄くて分かりづらいという場合には、
『イチから鍛える英語長文300』をおすすめします。
『やっておきたい英語長文300』の解説が分かりづらい方にとっては、
『イチから鍛える英語長文300』は、解説が非常にわかりやすいはずです。
英文の和訳が1文ごとに丁寧に記載してあるので、
どの部分がどういう意味なのかなどが分かりやすく対応している
レイアウトがきっとやさしく感じるでしょう。
④『英語長文 ハイパートレーニング2』
次に取り組んでもらいたいのが
『英語長文ハイパートレーニング2』です。
『英語長文ハイパートレーニング2』も解説が分かりやすく、
全文にSVOCの構文が振られていますので、
自分で問題文を読む時に考えたSVOCの構造が正しいかを
照らし合わせながら確認することができます。
またCD音源もついていますので、音読やシャドーイングに活用することができるので、
速読力アップに活かすようにしましょう。
共通テストだと、時間が足りないという生徒さんも多いと思いますが、
それを乗り越えるためにも大切なのがこの速読力ですね。
難易度もセンターや共通テストの過去問にも近いので、
この参考書を終えてから過去問演習に入っていくと
比較的スムーズでしょう。
⑤『関正生の英語長文 ポラリス1』
先述の通り、『ハイパートレーニング2』までやっておけば、
そこからセンター過去問や、共通テスト過去問、予想問題に
取り組んでも対応できるようになっているはずです。
その上で、さらに演習を積んでおきたいという方にオススメなのが
この『関正生の英語長文 ポラリス1』です。
『関正生の英語長文ポラリス1』は、
長文読解の問題集としては、解説や構文が分かりやすいというのが特徴です。
さらには、掲載されている全ての長文についてのリスニング用音声を
ダウンロードすることができます。
『ハイパートレーニング2』のように、
リスニング用音声は、音読やシャドーイングの練習にぜひ活用しましょう。
またポラリスシリーズは、大学入試で頻出のテーマ別で長文が掲載されているのも
ポイントでしょう。テーマという括りで長文を読めるようになると、
文章に対しての見方が変わり、初見が初見ではないように
読むこともできるようになります。
長文参考書の組み合わせ方(まとめ)
改めて、ここまで紹介してきた参考書をどのように
組み合わせて活用するのかを整理してまとめとします。
『英語長文レベル別問題集4』をやり込む
↓
『やっておきたい英語長文300』もしくは『イチから鍛える英語長文300』
のどちらかを選んで学習
↓
『ハイパートレーニング2』
の順で進めていくことををおすすめします。
さらに多くの長文に触れておきたい場合は、
加えて『ポラリス1』に取り組みましょう。
ある程度長文演習は厚みをつけてやってもらいたいと考えています。
特に共通テストレベルまでの基礎的なところで変に
参考書を減らして中途半端な状態になってしまうことだけは避けたいです。
ただ、長文読解が得意な場合、高校での長文演習量と質が充実している場合などは
冊数を減らして調整することも可能です。
これらを終えた状態であれば、
共通テストレベルや、日東駒専レベルなどの問題
であれば対応できるようになります。
以上、共通テストや日東駒専、産近甲龍レベルまで向けの英語長文参考書の紹介でした。
志望大学合格への参考になれば嬉しいです!