「英語の共通テストの対策が分からない!」
「英語の共テで高得点(90%以上)をとるために、どんな参考書を使えばいいの?」
といった方に向けて英語の参考書(問題集)や勉強方法を紹介しています。
今回は、英語を基礎レベルからスタートして、
偏差値30台からでも共通テストで90%以上を
(本当は95%以上、満点、100%!と言いたいところですが)
参考書(問題集)だけでとる方法を紹介します!
国公立、私立に関わらず、
共通テスト英語(やそのレベルの学力)が大学入試に必要な方は多いはずです!
是非とも参考にしてもらえたらと思います。
取り組むべき参考書(問題集)や対策を順番に紹介していきますので、
ぜひともその順番で共通テスト対策を進めてみてください!
そのほかの共通テスト科目の対策記事も
ぜひご覧ください!
①英単語
英単語は、「システム英単語」「ターゲット1900」
などの参考書を活用するとよいでしょう。
詳細な比較や、活用方法、単語の暗記法などについては、
今後、別の記事で紹介していきたいと思います!
今回は、数ある中から「システム英単語」を紹介します。
「システム英単語」
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どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
高校レベルの基本的な英単語を身につけたい方に
オススメの参考書です。
共通テストレベルはもちろん、日東駒専や地方国公立のレベル
などであれば、この一冊で十分対応することができます。
英語の学習をスタートする上で、まず最初に取り組みたい参考書です。
『システム英単語』ってどんな参考書?
「シス単」という略称で呼ばれており、
高校生の間では有名な単語帳の中の一冊でしょう。
システム英単語には、2000の英単語、180の多義語が掲載されています。
掲載されている英単語は、大学入試の過去25年分の問題などのデータから
傾向を分析してまとめられているものです。
また、章によって段階的に難易度が上がっていく構成になっています。
1章と2章が共通テストや日東駒専レベル
3章がMARCHや地方国公立レベル
4章が難関大レベル
などのようになっています。
英語長文が掲載されていて、その中に登場する英単語を
覚えていくという単語帳もありますが、
「システム英単語」はそういった長文はなく、シンプルな作りとなっています。
特徴、活用ポイント
システム英単語には、文章ではなく「ミニマルフレーズ」で
単語を覚えることができるという特徴があります。
例文ではなく、3〜5語程度という短いフレーズで
覚えることができるので、単語を丸暗記するのではなく、
より実際に活用する形に近い状態で覚えることができます。
いくつかのレベルに段階分けされて単語が掲載されているので、
自分のレベルに合わせて、少しずつ段階を上げながら
単語を習得することができます。
まずは一語一訳からスタートして、2周目は複数の意味を覚えるようにするなど
何周もする中で、少しずつ求めるレベルも上げながら進めていくと良いでしょう。
②文法
「Next Stage」「Vintage」などの文法書がおすすめです。
詳細な比較や、活用方法については、
今後、別の記事で紹介していきたいと思いますが、
今回は、「Vintage」を紹介したいと思います。
「Vintage」
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どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
高校レベルの文法をしっかり身につけたい方に
オススメの参考書です。
共通テストレベルはもちろん、日東駒専などの大学レベルであれば、
この一冊で問題なく対応することができます。
さらに基礎的なレベルから文法を進めたいという方には、
『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』がオススメです。
詳細はこちらをご覧ください。
『Vintage』ってどんな参考書?
英文法や語法、イディオムから会話表現まで
幅広い知識を習得し、入試問題を解く際に活かすことができるように
することを目的とした参考書となっています。
最近の入試傾向などから分析して厳選した頻出問題を
一冊できっちり網羅することができます。
3種類のコラムも掲載されているので、
理解すべきことや覚えるべきことが分かりやすく
学習の方針が立てやすくなっています。
特徴、活用ポイント
見開き左に問題があり、右のページに解説が掲載されている
という参考書の作りとなっていますので、
解説をその都度確認しながら理解して進めることができます。
わからなかった問題には印をつけておいて、
後日改めて解き直して、正解できるかを確認するようにしましょう。
また、文法を学習する際は、正解を選べたら終了ではなく、
どうして他の選択肢が間違っているのかということも含めて
理由を他の人に説明できるようになることをゴールにしましょう。
③ 解釈、構文把握
解釈や文構造の把握を磨くためには、
「入門英文解釈の技術70」がおすすめです。
詳細な紹介記事は現在作成中です!
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④ 英熟語
熟語の学習には、「速読英熟語」がおすすめです!
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⑤長文読解系の参考書に取り組む
単語、文法、解釈(構文把握)、熟語などの参考書に取り組んだら、
続いては長文読解に入ります。
(簡単な長文読解系の参考書と熟語は並行して取り組んでもOKです)
共通テスト対策に必要な参考書の詳細は、こちらを参考にしてください!
⑥ リスニング対策
当然共通テストの英語で高得点を取るには、
リスニング対策も欠かせません。
リスニング対策の詳細は、ぜひこちらをご覧ください!
⑦ センター試験過去問で対策!
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どういう方にオススメ?(活用時期やタイミング)
単語、文法、解釈、熟語、長文読解系参考書などをやりこんで、
共通テストで6〜7割程度を
とることができるであろうレベル
全統模試などでいえば、偏差値55程度以上は固いだろうレベル
まで実力をアップさせたら、次に取り組むのがセンター過去問です。
どの程度までやり込んだらいいの?
これまでの参考書で培った内容を活かすことができるのかを
センター過去問を10年分ほど解くことで確認することを
オススメします。
もちろん、試験本番までどのくらいの時間があるかにもよりますが、
毎週1年〜2年分くらい解くようなペースでも構いません。
大切なことは、1年分やったらどこで間違えたのか、
どうしたら解き切ることができたのかなどをしっかりと分析すること、
次回似たような問題が出たら完答できるように、
同様の問題を別の角度で聞かれても答えられるように、
自身が積み上げてきた知識と紐づけておくことが大切です。
今までの参考書でやってきたことを
活かすことができているのかも確認していきましょう。
単語や熟語が1秒以内で出てくるか、
構文把握をしながら読むことができるか、
戻らずに一方向で長文を読むことができているか
などなど確認すべきポイントは多いですね。
特に英語はスピードも求められるセンター過去問ですが、
やり込む中で、初見で(8割〜)9割程度の得点率まで
アップさせることをゴールにしたいところです。
できれば10分〜15分余らせるところまで到達したいです。
そして、センター過去問で(80%〜)90%程度取れるようになったら、
続いての参考書、問題集はこちらです!
⑧ 共通テスト予想問題で総仕上げ!
⑦までの参考書やセンター過去問などまでやり込むことが
できているのであれば、
あとはアウトプットしながら実力を磨いていくだけです。
ここからは、共通テスト予想問題などが各出版社から出ていますので、
それを順番に解いていく段階です。
ここまでやりこんでいれば、実際に予想問題を解いていく中でも
90%を超えてくる回数も増えてくるはずです。
また模試でも同程度の結果が出せるようになっているはずです。
学習をここで緩めることなく、
ひとつひとつの問題からエッセンスを吸収しましょう。
そうやって磨いていくことで、より確実に9割以上の得点率を
コンスタントにマークできるようになります。
以上、「共通テスト英語で9割以上とる方法」でした。
共通テストで90%以上の得点をとるための参考になりましたら幸いです。