「生物の共通テストの対策が分からない!」
「生物の共テで高得点(90%以上)をとるためにはどんな参考書を使えばいいの?」
といった方に向けて参考書や勉強方法を紹介しています。
今回は、生物を基礎レベルからスタートして、
偏差値30台からでも
共通テストで90%以上を(本当は満点、100%!と言いたいところですが笑)
参考書だけでとる方法を紹介します!
国公立、私立に関わらず、
共通テスト生物(やそのレベルの学力)が大学入試に必要な全ての方に
是非とも参考にしてもらえたらと思います。
取り組むべき参考書や対策を順番に紹介していきますので、
ぜひともその順番で共通テスト対策を進めてみてください!
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①『リードLight(ノート)生物基礎』
どういう方にオススメ?(活用時期やタイミング)
生物の初歩的なところから学習をスタートさせたい方
模試で生物の偏差値が30台、40台前半といった方は
この参考書からのスタートをお勧めします。
『リードlight(ノート)生物基礎』ってどんな参考書?
高校生物に苦手意識がある、基礎レベルからスタートしたいという人にも、
取り組みやすい参考書になっています。
基礎レベルの問題が揃っているので、
そういった簡単なレベルの問題から解き方を習得することができます。
特徴、活用ポイント
特徴としては、生物に必要な基本知識のインプットと、
問題を解くことによるアウトプットが、
両方1冊で可能な参考書だという点です。
基本的な知識を着実に入れながらも、それを沢山の基本レベルの問題を通して
実際に活用できるのかを試していくことで、確実に定着させていくことが可能です。
他にも似たような参考書がある?
「この参考書以外におすすめはないの?」
「ちょっと『リードライト(ノート)生物基礎』は合わなかった」
というような方もおられると思いますので、そのために
似たようなレベルの参考書を紹介しておきます。
オススメは、『生物基礎の必修整理ノート』です。
生物への苦手意識がある人にもやさしい構成になっています。
図や解説などが見やすい、分かりやすいほうが好みという方には
特に評判が良い参考書かと思います。
『リードLightノート生物基礎(あるいは生物基礎の必修整理ノート)』
が完了したら、続いての参考書はこちらです!
②『リードLightノート生物』
どういう方にオススメ?(活用時期やタイミング)
この参考書に入る基準としては、
先ほど紹介した『リードLightノート生物基礎』
をやり込むことができた段階、
もしくはやらなくても問題ないレベルまでは
生物の理解が進んでいるが、
基礎的なところからスタートしたい方にオススメの参考書です。
『リードライトノート生物』ってどんな参考書?
生物の基本的な問題が厳選された問題集であり、
すべての単元がコンパクトまとまっている問題集だといえます。
基本レベルの範囲内で、基礎から応用まで網羅されており、
公式を覚えるだけでも解けるような簡単な問題から、
ある程度しっかり計算する必要のある問題まで幅広く掲載されています。
特徴、活用ポイント
『リードライトノート生物』の特徴は、
基本的な知識について解説されている講義部分と
具体的な問題を通じて内容を理解するための問題部分
という構成になっているので、取り組みやすいことです。
より詳しい参考書の紹介は、
こちらをご覧ください!
他にも似たような参考書がある?
先ほど生物基礎のところでも紹介したシリーズですが、
もし、『リードLightノート生物』がちょっと合わないなどの場合は、
『必修整理ノート 生物』がオススメです。
紹介内容が生物基礎の箇所と重複しますが、
図や解説などが見やすい、分かりやすいなどの部分で
好みが分かれることが多いですね。
ぜひ、自身に合う参考書を使ってもらえたらと思います!
『リードLightノート生物 』あるいは、『必修整理ノート 生物』
が終わったら続いては、『生物問題集 合格177問』に入ります!
③『生物問題集 合格177問』
どういう生徒さんにオススメ?(活用時期やタイミング)
この参考書に入る基準としては、
先ほど紹介した『リードlightノート生物』
などをしっかりやりこむことができたか、
生物の基礎基本については既に身についているか
などになってきます。
模試の偏差値でいえば、50弱ぐらいのところまで
到達しているものの、
センター過去問や共通テスト系の問題で
50%程度の点数で伸び悩んでいるといった状況の方に
向いている参考書かと思います。
『生物問題集 合格177問』ってどんな参考書?
生物の基礎的な問題から、共通テストレベルや
私大や地方国公立の基本レベルあたりまでを
網羅した問題集であり、解説なども分かりやすくまとまっています。
レベルの高い問題まで広く扱われいるので、
共通テストレベルはしっかり網羅できますし、
さらに高いレベルを目指して学習する方には、
特に取り組んでもらいたい良書です。
他にも似たような参考書がある?
『生物問題集 合格177問』に比べて、
やや基礎レベルになってしまうところもありますが、
例えば、
「ちょっと『生物問題集 合格177問』が重たく感じる」
「短期間でテンポ良く仕上げたい」
などの場合は、『生物基本徹底48』なども
ぜひ活用してみてもらえたらと思います。
『生物問題集 合格177問』を終えたら、続いてはセンター過去問演習に入ります!
④センター試験過去問で対策!
どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
「生物問題集 合格177問」をやりこんで、
教科書レベルの基本的な問題はもちろん、
共通テストで7割程度をとることができるであろうレベル
全統模試などでいえば、偏差値50以上は固いだろうという段階
まで実力をアップさせたら、次に取り組むのがセンター過去問です。
どの程度までやり込んだらいいの?
これまでの参考書で習得してきた内容を活かすことができるかを
センター過去問を6〜10年分ほど解くことで確認することを
オススメします。
もちろん、試験本番までどのくらいの時間があるかにもよりますが、
毎週1年〜2年分くらい解くようなペースで構いません。
大切なことは、1年分やったらどこで間違えたのか、
どうしたら解き切ることができたのかなどをしっかりと分析し、
次回似たような問題が出たら確実に完答できるようにしておくことです。
「リードLightノート生物」や「生物問題集 合格177問」など、
今までの参考書でやったことを
活かすことができているのかを丁寧に確認していきましょう。
ある程度スピードも求められるのがセンター過去問の特徴ですが、
やり込む中で、初見で8割〜9割程度の得点率まで
アップさせることをゴールにしたいところです。
ちなみに私立大学を目指されている方であれば、
この時点で日東駒専レベルの大学過去問であれば、
80%以上は確実に取れるくらいの実力はつけることが
できているはずです。
そして、センター過去問で80%ほど取れるようになったら、
続いての参考書、問題集はこちらです!
⑤共通テスト予想問題で総仕上げ!
④までの参考書やセンター過去問などまでやり込むことができていれば
あとはアウトプットをしながら実力を磨いていくだけです。
ここからは、共通テスト予想問題などが各出版社から出ていますので、
それを順番に解いていく段階です。
ここまでやりこんでいれば、実際に予想問題を解いていく中でも90%を
超えてくることもあるでしょう。また模試でもその程度の結果が
出せるようになっているはずです。
学習をここで緩めることなく、
ひとつひとつの問題からエッセンスを吸収しましょう。
そうやって磨いていくことで、より確実に9割以上の得点率を
コンスタントにマークできるようになるでしょう。
⑥より確実に90%以上をとるためのプラスα
共通テストでより確実に90%以上の点数を獲得するために必要なのは、
通常のセンター過去問レベルや共通テストレベル以上の
問題にチャレンジしながら、本質的な理解を深めることです。
そこでオススメの参考書が『理系標準問題集 生物』です。
しっかりと内容を理解しながらやりこんでいくことで、
ワンランク上の問題にもしっかりと対応できるようになります。
またそれは同時に基礎を固めていくことにも繋がります。
多少オーバースペック感があるかもしれません。
ですがこういった問題集で磨いておいた力が、
共通テストの難易度が上がった際や、
応用力が試されるような問題で活かされて、
より90%以上を確実にとることができる状態に近づきます。
以上、「共通テスト生物で 9割以上とる方法」でした。
共通テストで90%以上の得点をとるための参考になりましたら幸いです。