共通テスト数学 参考書だけで9割以上得点する方法〜傾向と対策〜

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「数学の共通テストの対策が分からない!」

「共テで高得点(90%以上)をとるためにはどんな参考書を使えばいいの?」

といった方に向けて参考書や勉強方法を紹介しています。

今回は、数学ⅠAⅡBを基礎レベルからスタートして、

偏差値30台からでも

共通テストで90%以上を(本当は満点、100%!と言いたいところですが笑)

参考書だけでとる方法を紹介します!

国公立、私立に関わらず、

共通テスト数学(やそのレベルの数学力)が大学入試に必要な全ての方に

是非とも参考にしてもらえたらと思います。

取り組むべき参考書や対策を順番に紹介していきますので、

ぜひともその順番で共通テスト対策を進めてみてください!

数学以外の共通テスト科目の対策も

ぜひご覧ください!

共通テストの得点率によってチャレンジできる大学がどう変わるのか

知りたい!という方はぜひこちらもご覧ください。

①『直接書き込む やさしい数学ノート』シリーズ

直接 書き込む やさしい 数学 ノート IA ⅡB 旺文社 国公立 私立 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト

どういう生徒さんにオススメ?(活用時期やタイミング)

まず高校数学の初歩的なところから学習をスタートさせたい生徒さん

模試で数学の偏差値が30台、40台といった生徒さんは

この参考書からのスタートをお勧めします。

『直接書き込む やさしい数学ノート』シリーズってどんな参考書?

高校数学に苦手意識がある、基礎レベルからスタートしたいという人にも、

取り組みやすい参考書になっています。

数Ⅰ・A・Ⅱ・Bのそれぞれで1冊ずつ出版されていて、

基礎レベルの問題が揃っているので、

そういった簡単なレベルの問題から解き方をマスターすることができます。

特徴、活用ポイント

左のページに例題や解き方の解説が掲載されていて、

右のページには例題と似ている類題が掲載されているという構成です。

左ページの例題の解き方を学習してから、

ちゃんと理解できているかどうかを右ページの例題で確認する

というように活用していきます。

問題の難易度もそうですし、レイアウトも分かりやすいので、

取り組みやすいのが特徴です。

書籍タイトルに「直接書き込む」とあるように、

右側の演習ページに直接書き込みながら学習を進めることができるようになっています。

ただ、ぜひ問題は繰り返し解いて反復練習できるようにしてもらいたいと思います。

問題を見た瞬間に解き方を思い浮かべることができるまで反復しましょう。

そのように何度も活用できるようにするために、

テキストには直接書き込まないようにして、

右側のページをコピーしてそのプリントに書き込むなり、

別でノートを作成して書き込むなりの方法をお勧めします。

他にも似たような参考書がある?

「この参考書以外におすすめはないの?」

「ちょっと『直接書き込む やさしい数学ノート』は合わなかった」

というような方もおられると思いますので、そのために

似たような参考書をいくつか紹介しておきます。

まずオススメしたいのが『やさしい高校数学』シリーズです。

キャラクターが会話しながら進んでいくのが特徴で、

数学への苦手意識がある人にもやさしい構成になっています。

やさしい高校数学 基礎 基礎問 高校 数学 共通テスト 共テ センター 90% 9割 試験 大学 入試

また、それ以外にもオススメできるのが、

『入門問題精講』シリーズです。

次のレベルとして紹介しようと思っている『基礎問題精講』

との相性が良いのが特徴です。まず『入門問題精講』で

入門レベルの基本をおさえた状態で、次に『基礎問題精講』を

初見でどのくらい解くことができるかを試しながら進めていく

という使い方だと実力をかなりつけることができるでしょう。

入門 問題 精講 基礎 基礎問 高校 数学 共通テスト 共テ センター 90% 9割 試験 大学 入試.jpeg

ぜひ「やさしい高校数学」や「入門問題精講」も最初に取り組む参考書の

選択肢のひとつに加えてもらえたらと思います!

さて、『直接書き込む やさしい数学ノートⅠAⅡB』を終えたら、次はこちらです!

②『《新入試対応》数学I・A・II・B基礎問題精講 五訂版』

数学 基礎問題 精講 IA ⅡB 旺文社 上園信武 国公立 私立 難関 早慶 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト

どういう生徒さんにオススメ?(活用時期やタイミング)

この参考書に入る基準としては、

先ほど紹介した

『直接書き込む やさしい数学ノート』シリーズ

などをしっかりやりこむことができたか、

センター過去問などで、5〜6割程度取ることができるか、

全統模試などでいえば偏差値50前後くらい

取ることができているかなどがボーダーライン、基準となるでしょう。

共通テストの点数はまだ参考にしづらいので、

あえてセンター過去問としています。

《新入試対応》数学I・A・II・B基礎問題精講 五訂版』ってどんな参考書?

数学の基本的な問題が厳選された問題集であり、

すべての単元がコンパクトまとまっている問題集です。

数学の基礎的な例題が網羅されているので、

掲載されている問題をすべて解くことができるようになれば、

数学ⅠAⅡBの標準的な問題にはしっかり対応できるようになるでしょう。

特徴、活用ポイント

《新入試対応》数学I・A・II・B基礎問題精講 五訂版』は、

他の参考書と比較して問題数が少なく、

1問ごとの解説が多くわかりやすいことが特徴です。

より詳しい特徴と活用ポイントについては

こちらをご覧ください。

「青チャート」と「基礎問題精講」との比較

数学の基礎事項を学ぶことができる参考書として、

同程度の難易度の参考書として、

『青チャート』シリーズなどが有名だと思います。

多くの高校でも活用されていますし、高校生にも馴染みがありますよね。

数学 青チャート 新課程 基礎 チャート式 IA ⅡB  国公立 私立 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト

難易度は同程度ですが、掲載されている問題数に大きな違いがあります。

『青チャート』で数学の全範囲をやろうとすると

例題の数が合計で1,000題になってしまいます。

全ての範囲を終える前に、挫折して放り投げてしまう方も多いでしょう笑

また、全範囲を終えたとしても、最初に戻ったら

すでに内容を忘れてしまっていたなんてこともあるでしょう。

その一方で、『《新入試対応》数学I・A・II・B基礎問題精講 五訂版』なら

数学の全範囲の基本的な例題が合計で300題程度とコンパクトに収まっています。

よって、基本的なことを短期間で抑えることができます。

何度も繰り返して定着させるにも適した問題数でしょう。

《新入試対応》数学I・A・II・B 基礎問題精講

が終わったら続いては、センター過去問演習に入ります!

③センター試験過去問で対策!

どういう生徒さんにオススメ?(活用時期やタイミング)

「基礎問題精講」シリーズをやりこんで、

教科書レベルの基本的な問題から、共通テストで6〜7割程度を

とることができるであろうレベルまで実力をアップさせたら、

次に取り組むのがセンター過去問です。

(もし基礎問題精講の例題をやりこんでいく中で点数が伸びない場合は、

演習問題にも取り組んでみるのも良いでしょう。)

どの程度までやり込んだらいいの?

これまでの参考書で培った内容を活かすことができるのかを

センター過去問を6〜10年分ほど解くことで確認することを

オススメします。

もちろん、試験本番までどのくらいの時間があるかにもよりますが、

毎週1年〜2年分くらい解くようなペースで構いません。

大切なことは、1年分やったらどこで間違えたのか、

どうしたら解き切ることができたのかなどをしっかりと分析し、

次回似たような問題が出たら確実に完答できるようにしておくことです。

「基礎問題精講」など、今までの参考書でやったことを

活かすことができているのかも確認していきましょう。

ある程度スピードも求められるのがセンター過去問の特徴ですが、

やり込む中で、初見で8割〜9割程度の得点率まで

アップさせることをゴールにしたいところです。

そして、センター過去問で80%ほど取れるようになったら、

続いての参考書はこちらです!

④ 『文系の数学 重要事項完全習得編』で苦手分野対策!

文系 数学 重要事項 完全習得編 河合塾 IA ⅡB  国公立 私立 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト picks

どういう生徒さんにオススメ?(活用時期やタイミング)

同程度のレベルでさらに演習を重ねたい!

センター過去問で分かった苦手分野を対策したい!

などということであれば、

文系の数学 重要事項完全習得編』をオススメします。

「基礎問題精講」と同じような問題のレベルですが、

解説が分かりやすいという定評があります。

独学で数学に取り組む上ではかなりプラスになりますよね!

どの程度までやり込んだらいいの?

「基礎問題精講」やセンター過去問をこれまでやり込んできていると思います。

そこで得たことを使いこなすことができているか、

これまでに苦手意識を感じた分野などを埋めることができているか

ということがやり込めているかどうかの基準になってくるでしょう。

⑤共通テスト予想問題で総仕上げ!

④の参考書やセンター過去問などまでやり込むことができていれば

あとはアウトプットをしながら実力を磨いていくだけです。

ここからは、共通テスト予想問題などが各出版社から出ていますので、

それを順番に解いていく段階です。

ここまでやりこんでいれば、実際に予想問題を解いていく中でも90%を

超えてくることもあるでしょう。また模試でもその程度の結果が

出せるようになっているはずです。

学習をここで緩めることなく、

ひとつひとつの問題からエッセンスを吸収しましょう。

そうやって磨いていくことで、より確実に9割以上の得点率を

コンスタントにマークできるようになるでしょう。

共通テスト 共テ 対策 問題集 数学 参考書 センター 過去問

以上、「共通テスト数学で 9割以上とる方法」でした。

共通テストで90%以上の得点をとるための参考になりましたら嬉しいです。

また、数学以外の科目についての方法も紹介していますので、

ぜひご覧ください!

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