「自分の実力に合った物理の参考書が分からない!」
「自分の志望大学に合格するために、物理はどんな参考書を使えばいいの?」
といった方に向けて物理の参考書を紹介しています。
今回紹介するのは、
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』
です。
国公立、私立に関わらず、物理が大学入試に必要な全ての方に
是非ともオススメしたい一冊です。
それでは、早速この参考書の効果的な使い方などについて
紹介していきます!
共通テストで90%以上の高得点を取りたい!
という方はぜひこちらもご覧ください
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』ってどんな参考書?
まず、この参考書がどういったものなのか、その概要を紹介します。
科目 | 物理 |
出版社 | 河合出版 |
目的 | 物理の問題演習 |
対象 | 物理の基本をおさえた状態からMARCHレベルまで実力をあげたい方 |
難易度 | 日東駒専〜MARCH、関関同立、地方国公立レベル |
分量 | 119ページ |
問題数 | 148問 |
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』は、
日東駒専レベルからMARCHや地方国公立レベルの
問題演習を積むことができる参考書です。
物理の基本知識を別の参考書で学んだ上で、
大学入試の二次(個別)試験レベルの問題を
解く力をつけるために最適です。
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』に掲載されている問題は、
力学、熱、電磁気、波動、原子に分けられており、
入試の過去問をベースに作られているので、オーソドックスな解法を
効率的に学ぶことができます。文字通り良問揃いの参考書です。
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』の内容や活用ポイント、
一緒に使うと良い参考書や、導入のタイミング、
その後に使うと良い参考書などなどまとめました。
大学入試を物理で受験する方はぜひご覧ください!
『良問の風物理』と「物理のエッセンス』の併用がオススメ
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を活用する際には、
同じ河合出版の『物理のエッセンス』シリーズとの併用がおすすめです。
『物理のエッセンス』シリーズは『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』
よりも難易度の低い問題が多く掲載されています。
中にはそうでもない問題も含まれていますが笑
どちらの参考書でも大学入試レベルの物理の問題が収録されています。
分けるとするならば、
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』は大問レベルの内容で、
『物理のエッセンス』は小問レベルの内容といったところでしょうか。
単元ごとに『物理のエッセンス』と『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を
交互にやり込んでいくようなイメージで進めていきましょう。
いきなり難しい問題集に取り組んで挫折してしまうなんてことも
物理ではよくあることですから、基本的な内容からしっかりと
丁寧に進めていくことをオススメします。
そういった意味でも、『物理のエッセンス』で勉強をスタートすれば、
挫折するような心配はなく学習することができます。
もし『物理のエッセンス』で分からない場合は、
さらに詳細な解説がある講義系の参考書を使って
理解を深めましょう。
参考書を活用する時期、タイミング
物理の初学者でも、
『物理のエッセンス』と『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を
交互にやり込んでいくような形でスタートしても
問題なく進めていくことができるかと思います。
ただ、それでは難しいということもあるかと思います。
その場合は、講義系の参考書を並行して読みながら
理解していくことをオススメします。
そんな講義系の参考書としておすすめなのが、
『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』や、
『宇宙一わかりやすい高校物理』
などがおすすめです。
表紙から明らかに分かりやすそうな雰囲気を漂わせている2冊ですね笑
そして本当に分かりやすいです笑
例えば、『宇宙一わかりやすい高校物理』は、こんな感じ。
イラストもたっぷり使われていて、文字も大きく、
簡単な言葉で書かれているのが分かるかと思います。
もし参考書の問題を進める中で、難しいと感じたら
対応する部分を読み込んで理解した上で解き直してみましょう!
『良問の風』の次にやり込む参考書は?
偏差値55以上の大学を志望している方の場合は、
まずこの参考書で培った内容を活かすことができるのかを
センター過去問を5〜10年分解くことで確認することを
オススメします。ある程度スピードも求められますが、
ここで8割の得点率までアップさせることができていれば、
次の参考書や、大学過去問に進んでも問題ないでしょう。
また、日東駒専レベルの大学過去問で合格点を取ることが
できているかもひとつの判断基準になります。
『良問の風 物理』をやり込んだ段階で、
地方国公立レベルやMARCHレベルまでの私立大学を
志望する方であれば、そのまま過去問に入っても
ある程度勝負できるところまで実力がついているでしょう。
旧帝大などの国公立大学や早慶などの難関私立大学を志望する場合はもちろん、
ゆとりをもって地方国公立やMARCHレベルの大学を受験した場合などは、
もう1冊参考書をやり込んでおくと良いでしょう。
それが、
『名問の森 物理』です。
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』と同じ河合出版より出されています。
『名問の森 物理』は、『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』と同じように
物理の単元ごとに入試レベルの問題が掲載されています。
この参考書まで仕上げることができれば、
旧帝大(東大、京大、医学部医学科以外)
などの過去問や類似大学の過去問を解いてもある程度勝負できるところまで
実力が磨くことができるでしょう。
過去問は10年分程度は解いて、出題傾向に慣れておくようにしましょう。
またその中で出てきた苦手分野を参考書や類似大学の過去問で演習することで
丁寧に埋めていくようにしましょう。
以上、参考書の紹介でした。
志望大学合格への参考になりましたら嬉しいです。
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