「政治経済の共通テストの対策が分からない!」
「政経の共テで高得点(90%以上)をとるためにはどんな参考書を使えばいいの?」
といった方に向けて参考書(問題集)や勉強方法を紹介しています。
今回は、政経を基礎レベルからスタートして、
偏差値30台からでも
共通テストで90%以上を(本当は満点、100%!と言いたいところですが笑)
参考書(問題集)だけでとる方法を紹介します!
国公立、私立に関わらず、
共通テスト政経(やそのレベルの学力)が大学入試に必要な全ての方に
是非とも参考にしてもらえたらと思います。
取り組むべき参考書や対策を順番に紹介していきますので、
ぜひともその順番で共通テスト対策を進めてみてください!
そのほかの共通テスト科目の対策記事も
ぜひご覧ください!
① 中学公民をひとつひとつわかりやすく。
どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
まず政経の本格的な学習に入る前に、
中学レベルの基礎基本から学習をスタートさせたい生徒さん
模試で政治・経済の偏差値が30台、40台前半といった生徒さんは
この参考書からのスタートをお勧めします。
『中学公民をひとつひとつわかりやすく』ってどんな参考書?
政治や経済と言われても、なんだか難しそう、
距離を感じる、苦手意識があるというような方にも、
取り組みやすい参考書になっています。
基礎レベルから理解できるので、
今後、本格的に政経の学習を進めていく上での土台を作ることができます。
特徴、活用ポイント
わかりやすい解説が左のページ、
書き込み式の練習問題が右ページというレイアウトになっていますので、
基本的な知識を着実に入れながらも、それを基本レベルの問題を通して
実際に活用できるのかを試していくことで、
確実に定着させていくことができます。
・日本国憲法の基本原則って何?
・衆議院と参議院って何が違うの?
などなど、中学で学習する公民を、
やさしく分かりやすい解説でひとつひとつ
きっちり理解していくことができることが特徴です。
さらに参考書での理解が難しくても、
YouTubeで解説授業の動画がアップされていますので、
授業があったほうが頭に入りやすいという方も活用できる参考書です。
② 畠山のスパッととける 政治・経済 爽快問題集
どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
まず政経の基本的なところから学習をスタートさせたい生徒さん
模試で政治経済の偏差値が40台といった生徒さんは
この参考書からのスタートをお勧めします。
『畠山のスパッととける 政治・経済 爽快問題集』ってどんな参考書?
政経に苦手意識がある、基礎レベルからスタートしたいという人にも、
取り組みやすい参考書になっており、
MARCHレベルのような問題もありますので、幅広い難易度に
対応できるようになっています。
左側に問題、右側に解答という形式となっています。
赤シートなどを活用して、移動時間や隙間時間なども
効率的に活用して学習することができますね。
主要大学やセンター試験の過去問などを研究分析することで、
・一問一答形式
・文章の空欄補充形式
・論述
・グラフや計算、資料
・正誤の判定
・時事問題
といった6つの問題構成のオリジナル問題が掲載された
問題集となっています。
特徴、活用ポイント
掲載されている問題数も多く、レベルも幅広く対応していますので、
網羅性の高い参考書になっています。
しっかりと何度も繰り返し学習して定着させることがポイントになるでしょう。
過去の入試問題を分析して、毎年出るような頻出問題が、
同じような形式で多数掲載してあることも特徴です。
主要大学やセンター試験の過去問だけではなく、
共通テストの傾向にもあわせた内容になっています。
・グラフや統計を読み取る力
・原因や理由を判断して回答する力
・解決策などを提起する力
など、共通テストにおいて求められる力を身につけることができる内容に
なっていますので、しっかり活用していきましょう。
解説自体は必要最小限となっていますので、
次に紹介する「爽快講義」もあわせて活用して学習することで、
効率よく理解することができます。
③ 畠山のスパッとわかる 政治・経済 爽快講義
どういった方にオススメ?(活用時期やタイミング)
先ほど紹介した『畠山のスパッととける 政治・経済 爽快問題集』
とあわせて活用してもらいたい参考書です。
よって時期としては、同じく
まず政経の初歩的なところから学習をスタートさせたい生徒さん
模試で政治経済の偏差値が40台といった生徒さんは
この参考書を「爽快問題集」とあわせて活用することをお勧めします。
『畠山のスパッとわかる 政治・経済 爽快講義』ってどんな参考書?
政経に苦手意識がある、基礎レベルからスタートしたいという方でも
分かりやすい参考書です。
基礎レベルの問題から難関大学の問題まで、網羅性が高いです。
左のページに「板書ポイント」があり、右ページには「爽快講義」
という見開き2ページで完結するような形式になっています。
予備校での授業を凝縮したような内容になっており、
基本的な知識を定着させることはもちろん、
より理解を深めていくことにも活用できます。
特徴、活用ポイント
過去の入試問題を分析した結果に基づき、
各項目には★で出題頻度が明示されていますので、
参考にしながら進めていくことができます。
予備校の授業がそのまま文章になったような内容ですので、
授業感覚で読むことができるのが特徴です。
ただ、文章量が多いですし、難易度の幅も広いので、
いきなり全てを覚えようとするのはかなり大変でしょう。
まずは基本レベルの部分から確実におさえて、
繰り返し読みながら、理解を深めていくことが活用する際のポイントです。
④センター試験過去問で対策!
どういう方にオススメ?(活用時期やタイミング)
「畠山のスパッととける 政治・経済 爽快問題集」などをやりこんで、
教科書レベルの基本的な問題から、共通テストで6〜7割程度を
とることができるであろうレベル
全統模試などでいえば、偏差値55以上は固いだろうレベル
まで実力をアップさせたら、
次に取り組むのがセンター過去問です。
どの程度までやり込んだらいいの?
これまでの参考書で培った内容を活かすことができるのかを
センター過去問を10年分ほど解くことで確認することをオススメします。
もちろん、試験本番までどのくらいの時間があるかにもよりますが、
毎週1年〜2年分くらい解くようなペースで構いません。
大切なことは、1年分やったらどこで間違えたのか、
どうしたら解き切ることができたのかなどをしっかりと分析し、
次回似たような問題が出たら確実に完答できるようにしておくことです。
「畠山のスパッととける 政治・経済 爽快問題集」など、
今までの参考書、問題集でやってきたことを
活かすことができているのかも確認していきましょう。
センター過去問をやり込んでいく中で、
初見で8割〜9割程度の得点率まで
アップさせることをゴールとして目指していきましょう。
そして、センター過去問で80%ほど取れるようになったら、
続いての参考書、問題集はこちらです!
⑤共通テスト予想問題で総仕上げ!
④までの参考書やセンター過去問などまでやり込むことができていれば
あとはアウトプットをしながら実力を磨いていくだけです。
ここからは、共通テスト予想問題などが各出版社から出ていますので、
それを順番に解いていく段階です。
ここまでやりこんでいれば、実際に予想問題を解いていく中でも90%を
超えてくることもかなり増えてくるかと思います。
また模試でもそのレベルの結果が出せるようになっているはずです。
学習をここで緩めることなく、
ひとつひとつの問題からエッセンスを吸収しましょう。
そうやって磨いていくことで、より確実に9割以上の得点率を
コンスタントにマークできるようになるはずです。
以上、「共通テスト政治・経済(政経)で 9割以上とる方法」でした。
共通テストで90%以上の得点をとるための参考になりましたら幸いです。
共通テストで何割の得点率だと、どんな大学にチャレンジできるのかが
気になる!という方はぜひこちらも参考にしてください!