参考書紹介『《新入試対応》数学I・A・IIB・III基礎問題精講 五訂版』

数学 基礎問題 精講 IA ⅡB 旺文社 上園信武 国公立 私立 難関 早慶 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト 大学受験向け参考書(問題集)紹介

「自分の実力に合った数学の参考書が分からない!」

「自分の志望大学に合格するために、数学はどんな参考書を使えばいいの?」

といった方に向けて参考書を紹介しています。

今回紹介するのは、

『《新入試対応》数学I・A・IIB・III基礎問題精講 五訂版』

です。

国公立、私立に関わらず、数学が大学入試に必要な全ての方に

是非ともオススメしたい一冊です。

それでは、早速この参考書の効果的な使い方などについて

紹介していきます!

数学 基礎 問題 精講 IA ⅡB 旺文社 上園信武 国公立 私立 難関 早慶 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト 基礎問題精講

『《新入試対応》数学I・A・IIB・III基礎問題精講 五訂版』ってどんな参考書?

まず、この参考書がどういったものなのか、その概要を紹介します。

科目数学
出版社旺文社
目的数学基本レベル問題の演習
対象者大学入試に数学が必要で基礎レベルを固めたい方
難易度入試基本レベル〜共通テスト、日東駒専レベル
問題数全範囲で400題程度
数学 基礎 問題 精講  目次 旺文社 ⅠA ⅡB Ⅲ 上園信武 国公立 私立 難関 早慶 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト 基礎問題精講

《新入試対応》数学I・A・IIB・III基礎問題精講 五訂版』は、

数学の基本的な問題が厳選された問題集であり、

すべての単元がコンパクトまとまっている問題集です。

数学の基礎的な例題が網羅されているので、

掲載されている問題をすべて解くことができるようになれば、

数学ⅠAから数学Ⅲまでの標準的な問題にはしっかり対応できるようになるでしょう。

教科書レベルの基本的な問題から、共通テストや日東駒専レベルの入試問題へと

実力をアップさせていくことをイメージして作られた参考書です。

各単元で覚えておくべき基本的な知識を例題でまずは学習し、

その基本知識が定着したら、その単元の演習問題に挑戦し、

基礎レベルでの応用力を高めていくという流れで

問題集をやり込むことができる構成になっています。

今回は、そんな『《新入試対応》数学I・A・IIB・III基礎問題精講 五訂版』について、

特徴や活用ポイント、使用するタイミングなどを解説していきます。

これから、本格的に数学の大学入試に向けての学習をスタートさせる!

という方など、ぜひご覧ください!

特徴、活用ポイント

《新入試対応》数学I・A・IIB・III基礎問題精講 五訂版』は、

他の参考書と比較して問題数が少なく、

1問ごとの解説が多くわかりやすいことが特徴です。

数学の問題は、問題文を読んでどのような考え方を使うかを見抜く必要があります。

そして、その解答方針を立てた上で、最初の1行を書き出すことができるかが

重要となります。

この参考書には、そのためのポイントがしっかりと記載されています。

解説は単に解き方が書かれているだけはありません。

「精講」という部分に問題を解くために必要な考え方が

詳細に記載されています。

どのような問題設定の場合にどの公式を使うかなど、

着眼点が分かりやすく解説されています。

それが理解できると、初めて見る問題にも対応できるような

基礎力を身につけることができます。

数学の問題を解くのが苦手な方にも安心ですね!

数学 基礎 問題 精講 例題 解説  目次 旺文社 ⅠA ⅡB Ⅲ 上園信武 国公立 私立 難関 早慶 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト 参考書 基礎問題精講

自分が書いた答案と、解説に記載されている

解答プロセスを擦り合わせることが大切です。

どの部分を改善すべきかや、どのような解答プロセスを経て

答えを導いていくのかをしっかりと分析し、再現性を高めていきましょう。

問題はオーソドックスなものが多いので、正解を出せることができればOKではなく

問題を見た瞬間に反射的に考え方や解き方が思いつくところまで

何度も繰り返し復習しましょう。

この参考書は、共通テスト対策にも重要な役割を果たします。

数学の共通テスト対策について詳しく知りたい方は、

こちらもご覧ください。

青チャートとの比較

数学の基礎事項を学ぶことができる参考書として、

同程度の難易度の参考書として、

『青チャート』シリーズなどが有名だと思います。

多くの高校でも活用されていますし、高校生にも馴染みがありますよね。

数学 青チャート 新課程 基礎 チャート式 IA ⅡB  国公立 私立 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト 参考書 基礎問題精講

難易度は同程度ですが、掲載されている問題数に大きな違いがあります。

『青チャート』で数学の全範囲をやろうとすると

例題の数が合計で1000題になってしまいます。

全ての範囲を終える前に、挫折して放り投げてしまう方も多いでしょう笑

また、全範囲を終えたとしても、最初に戻ったら

すでに内容を忘れてしまっていたなんてこともあるでしょう。

その一方で、『《新入試対応》数学I・A・IIB・III基礎問題精講 五訂版』なら

数学の全範囲の基本的な例題が合計で400題程度とコンパクトに収まっています。

よって、基本的なことを短期間で抑えることができます。

何度も繰り返して定着させるにも適した問題数でしょう。

入試まであまり時間がないが、基本やポイントだけでもおさえたいという方にも

適した参考書だといえます。

参考書を活用する時期、タイミング

まず、この参考書に入る基準としては、

センター過去問などで、5〜6割程度取ることができるか、

全統模試などでいえば偏差値50前後くらい

取ることができているかがボーダラインでしょう。

共通テストの点数はまだ参考にしづらいので、

あえてセンター過去問としています。

このラインより低いようであれば、

ひとつ難易度を落とした参考書から取り組むほうが

得られることが多いでしょう。

その際は、『直接書き込む やさしい数学ノート』シリーズ

などがオススメです。

直接 書き込む やさしい 数学 ノート IA ⅡB 旺文社 国公立 私立 MARCH 関関同立  参考書 受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト

しっかり取り組むことができれば、

センター過去問で7〜8割程度を取るところまで

到達させることもできるでしょう。

また、日東駒専や産近甲龍ラインの大学過去問などにも

取り組むことができるような実力まで到達するでしょう。

『《新入試対応》数学I・A・IIB・III基礎問題精講 五訂版』の次にやり込む参考書は?

偏差値50以上の大学を志望している方の場合は、

まずこの参考書で培った内容を活かすことができるのかを

センター過去問を5〜10年分解くことで確認することを

オススメします。ある程度スピードも求められますが、

ここで7〜8割の得点率までアップさせることができていれば、

次の参考書や、大学過去問に進んでいくことになります。

もし、同程度の参考書レベルでさらに演習を重ねたいということであれば、

文系の数学 重要事項完全習得編』をオススメします。

数Ⅲということであれば、『 合格!数学Ⅲ』などがオススメでしょう。

文系 数学 参考書 重要事項 完全習得編 河合塾 IA ⅡB  国公立 私立 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト picks

地方国公立大学を志望する生徒さんの場合は、

その後で、

『国公立標準問題集CanPass数学』に取り組み、

しっかりやり込んだ段階で、

大学過去問や類似大学過去問に入るとスムーズに

過去問にも対応することができるようになります。

数学 参考書 国公立 標準問題集 キャンパス canpass 駿台 IA ⅡB  国公立 私立 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト picks

また、難関国公立大学を志望される方の場合は、

『国公立標準問題集CanPass数学』を終えた段階で、

文系の場合は、

『文系数学の良問プラチカ 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』に取り組みましょう。

理系の場合は、

『理系数学 入試の核心 標準編』に取り組みましょう。

文系 数学 良問 プラチカ 参考書 精選 問題集 河合塾 IA ⅡB  国公立 私立 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト picks  オススメ

『文系数学の良問プラチカ 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』

理系数学 入試の核心 標準編』を終えた後であれば、

神戸大学あたりの偏差値帯の大学や、旧帝大(東大、京大、医学部医学科以外)

などの過去問や類似大学の過去問を解いてもある程度勝負できるところまで

実力が磨かれているでしょう。

Z会 理系 数学 入試の核心 標準編 参考書 問題集 おすすめ IA ⅡB  地方 難関 国公立 旧帝大  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト picks

過去問は10年分程度は解いて、出題傾向に慣れておくようにしましょう。

またその中で出てきた苦手分野を参考書や類似大学の過去問で演習することで

丁寧に埋めていくようにしましょう。

注意点

タイトルに「基礎」と書かれているので、

数学の基礎が全く分からない方でも、

対応できるかと思いきや、そういったレベルの参考書ではありません。

中学数学レベルの理解があいまいかもなと思ったり、

高校数学の模試で偏差値が40程度の方だったりは、

高校数学の教科書や数学の基礎をもっと丁寧に解説してくれるような

参考書をおすすめします。

前述した『直接書き込む やさしい数学ノート』シリーズ

などがオススメです。

直接 書き込む やさしい 数学 ノート IA ⅡB 旺文社 国公立 私立 MARCH 関関同立  受験 二次 試験 個別 対策 合格 記述 過去問 センター試験 共通テスト

また、数学の基本的な知識を講義形式で理解しやすく記載した参考書であれば

『はじめから始める数学』などの講義系参考書などがおすすめです。

以上、参考書の紹介でした。

志望大学合格への参考になりましたら嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました