「自分の実力に合った参考書が分からない!」
「自分の志望大学に合格するためにどんな参考書を使えばいいの?」
といった方に向けて参考書を紹介しています。
今回紹介するのは、
『おすすめの英語長文対策用の参考書』
です。
英語長文の対策といっても様々な難易度がありますが、
今回は、
日東駒専の上位〜MARCH、関関同立などの私立大学や
地方国公立〜旧帝大の手前レベルの国公立大学
に向けた長文参考書を紹介します。
ぜひご覧ください!
日東駒専までのレベルや共通テストレベルに向けた
長文参考書について知りたい方は、
こちらもご覧ください!
共通テスト対策を網羅的に知りたいという方はこちらもご覧ください!
参考書を活用する時期、タイミング
まずこれから紹介する長文参考書に入る前にどの程度のレベルに
到達しておく必要があるのかを整理しておきます。
全統模試などでいえば、偏差値55程度
センター試験の過去問であれば、6〜7割程度まで
点数を取ることができていることを前提とします。
共通テストはまだ参考指標としては弱いので、
あえてセンター試験の過去問を基準としています。
また参考書でいえば
『ハイパートレーニング 2』をやり込んだ状態にしておく
というのをひとつの基準と考えます。
その上で、これから紹介する参考書に取り組んでもらえたら
と思います。
科目 | 英語 |
出版社 | 桐原書店 |
目的 | 英語長文演習 |
対象者 | 共通テストレベルの英語長文演習をしたい方 |
難易度 | 共通テストレベル |
分量 | 222ページ |
問題数 | 12題 |
その他 | 音源(CD)付き |
英語長文ハイパートレーニングシリーズは、
解説が分かりやすいのはもちろん、
全文にSVOCの構文が振られていることで、
さらに自学自習がしやすい参考書になっています。
自分で問題文を読んだ時に考えたSVOCの構造が、
合っていたかどうかを確認することができます。
その他参考書の紹介もぜひご覧ください!
『英語長文 レベル別問題集5 上級編』
まず取り組んでもらいたい長文問題集は『英語長文 レベル別問題集5 上級編』です。
『英語長文レベル別問題集5上級編』がどんな参考書なのか、
簡単に紹介します。
科目 | 英語 |
出版社 | ナガセ(東進ブックス) |
目的 | 英語長文対策 |
対象 | 共通テストレベルからMARCH、関関同立レベルへ実力を高める方向け |
難易度 | 共通テストからMARCH、関関同立よりやや簡単なレベル |
分量 | 157ページ |
問題数 | 12題 |
『英語長文レベル別問題集5 上級編』は、全文にSVOCの構文解説がついているなど
非常に解説が分かりやすいのが特徴です。
長文対策の問題集では難易度が高い参考書ほど解説がシンプルに
なってしまうことが多いですが、この参考書は自学自習できるように
問題の解き方や全訳などの記載もあるので、オススメの一冊です。
『英語長文 ポラリス2』
続いて取り組むべき長文問題集は、『英語長文 ポラリス2』です。
『英語長文 ポラリス2』がどんな参考書なのか、
簡単に紹介します。
科目 | 英語 |
出版社 | KADOKAWA |
目的 | 英語長文読解 |
対象 | MARCH、関関同立レベルの長文演習をしたい方 |
難易度 | MARCH、関関同立レベル |
分量 | 288ページ |
問題数 | 12題 |
その他 | 音源ダウンロード可能 |
『関正生の英語長文ポラリス2 (応用レベル)』は、
まず長文読解の問題集として解説や構文が分かりやすいというのが特徴です。
さらには、掲載されている全ての長文についてのリスニング用音声を
ダウンロードすることができます。
リスニング用音声は音読やシャドーイングの練習にぜひ活用しましょう。
またポラリスシリーズは、大学入試で頻出のテーマ別で長文が掲載されているのも
ポイントでしょう。テーマという括りで長文を読めるようになると、
また違った見方ができるようになります。
リスニング対策について気になる方は、
ぜひこちらも参考にしてください!
その他参考書の紹介もぜひご覧ください!
『やっておきたい500』、『頻出英語長文』
『英語長文 ポラリス2』の難易度が高くて難しいという場合は、
『やっておきたい500』『毎年出る頻出英語長文』をおすすめします。
どんな参考書なのか、簡単に紹介します。
『やっておきたい500』の紹介
科目 | 英語 |
出版社 | 河合出版 |
目的 | 英語長文読解 |
対象 | MARCH、関関同立レベルの長文読解力を身につけたい方 |
難易度 | MARCH、関関同立レベル |
問題数 | 長文20題 |
『やっておきたい500』の構成は、
英語の長文問題が、それに対する設問の解説、構文や語句の解説、Advice、
さらには全訳が掲載となっています。
Adviceとは英語長文問題を解く際に注意すべきワンポイント解説という内容。
全訳だけでなく、問題を解く際に何を注意すれば良いか学べます。
初見の問題に取り組む際のポイントを捉えることができます。
『毎年出る頻出英語長文』の紹介
科目 | 英語 |
出版社 | 日栄社 |
目的 | 英語長文演習 |
対象 | MARCH、関関同立レベルの英語長文演習がしたい方 |
難易度 | MARCH、関関同立レベル |
分量 | 128ページ |
問題数 | 全30題 |
『毎年出る頻出英語長文』は、過去に入試問題になったような長文問題が
厳選されて収録されていますので、MARCHレベルや地方国公立レベル
の大学過去問に取り組む前の参考書として適したレベルです。
ただ、解説がややシンプルなので、自学自習にはやや不向きかもしれません。
ある程度実力がついてそこまで沢山の解説が必要ない段階で
取り組んだほうが良いでしょう。
『イチから鍛える英語長文500』
『やっておきたい500』『毎年出る頻出英語長文』
の解説がやや薄くて分かりづらいという場合には、
『イチから鍛える英語長文500』をおすすめします。
『イチから鍛える英語長文500』がどんな参考書なのか、
簡単に紹介します。
科目 | 英語 |
出版社 | 学研 |
目的 | 英文読解演習 |
対象者 | MARCHレベルの英語長文演習をしたい方 |
難易度 | MARCH、関関同立レベル |
分量 | 197ページ |
問題数 | 15題 |
『やっておきたい500』や『頻出英語長文』の解説が分かりづらい方にとって、
『イチから鍛える英語長文500』は、解説が非常にわかりやすいはずです。
英文の和訳が1文ごとに丁寧に記載してあるので、
どの部分がどういう意味なのかが分かりやすく対応している
レイアウトが嬉しいです。
『英語長文ハイパートレーニング 3』
次に取り組んでもらいたいのが
『英語長文ハイパートレーニング3』
です。
難易度としては前述した参考書とそれほど差はありませんが、
今までやってきたことがしっかり活かせるかの確認も含めて
演習するようにしましょう。
『ハイパートレーニング3』がどんな参考書なのか、
簡単に紹介します。
科目 | 英語 |
出版社 | 桐原書店 |
目的 | 英語長文演習 |
対象 | MARCH、関関同立レベルの英語長文演習をしたい方 |
難易度 | MARCH、関関同立レベル |
分量 | 232ページ |
問題数 | 12題 |
その他 | 音源(CD)付き |
『英語長文ハイパートレーニング3』も解説が分かりやすく、
全文にSVOCの構文が振られているので、
自分で問題文を読む時に考えたSVOCの構造が正しいかを確認することができます。
またCD音源もついていますので、音読やシャドーイングに活用することができます。
長文参考書の組み合わせ方(まとめ)
改めて、ここまで紹介してきた参考書をどのように
組み合わせて活用するのかを整理してまとめとします。
『英語長文レベル別問題集5』をやり込む
↓
『ポラリス2』『やっておきたい500』『頻出英語長文』
の中から2冊程度やり込む
↓
『ハイパートレーニング3』
の順で進めていくことををおすすめします。
ある程度長文演習は厚みをつけてやってもらいたいという分量です。
長文読解が得意な場合、高校でも長文演習を行っている場合などは
冊数を減らして調整しましょう。
これらを終えた状態であれば、
日東駒専、地方国公立の英語長文や
MARCH、関関同立の過去問の中でも簡単な英語長文
であれば対応できるようになります。
以上、中堅私立や地方国公立向けの英語長文参考書の紹介でした。
志望大学合格への参考なれば嬉しいです。
共通テストの得点率によってチャレンジできる国公立大学も変化します。
気になる方は、ぜひこちらも参考にしてください。
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